４０代女性の喘息改善体験談
今回は、40代の女性で喘息に悩まれて来院された方の
改善症例をご紹介します！！
喘息の症状が出始めたのは平成10年ころからで
病院では咳喘息と診断され、飲み薬と吸入器を
処方されたとのことでした。
その後、平成28年6月初旬に副鼻腔炎を発症してから
喘息発作が強くなり、特に天気が悪いと症状は酷く、
吸入器を一日に4回使用することもあったとのことでした。
川井筋系帯療法治療センターでは、
患者さん一人ひとりの症状に関する事はもちろん
職業や日常生活の状況を聞き、
原因を見極めてから施術内容を決めています。
さらに、体の状況をくわしく診るために
「体のゆがみ」がよくわかるモアレ写真で分析します。
この方のモアレ写真を見ると、
健康な人は、肩甲骨にある模様は左右対称に映り
首の位置も真直ぐなのに対して、
この方は、
左右の肩の高さが違い、頭から首にかけて
中心より右側に傾いているのがわかります。
背中の模様が右側に偏っているのは、
胸から肩が捻れていることを示しています。
また、でん部の模様も、大きくくずれており、
骨盤が傾斜し捻れていることがわかります。
体が傾斜したり捻れが生じていると、
背骨の前方にある気管も傾斜したり圧迫されたりします。
曲がったり圧迫れた気管に空気が通過すると、
気管の内壁と空気の摩擦が必然的に大きくなります。
こうした状態で呼吸が繰り返されると
気管に炎症が生じやすくなります。
また、
猫背の状態では、
首や肩の筋肉は不自然に引っ張られて
気管を圧迫するため、呼吸が浅くなり、
息苦しさを感じるようになります。
体のゆがみが原因で起こるぜんそく症状は、
体の傾きや筋肉の緊張を緩めて、
気管の傾斜や圧迫を緩和させることで抑えることができます
そこで、
体の土台である骨盤を中心に
ゆらゆらと全身的に揺らしながら
股関節や腰や背中の深い筋肉（インナーマッスル）
の緊張からゆるめて全身的に整えていきます。
また、首や肩を軽く運動させながら、
首や肩周りの筋肉の緊張も緩めていきます。
単なる表面的なマッサージと違って
短時間で高い効果が得られるのです。
初回の施術が終わった後に話を伺うと、
胸の息苦しさが取れ、
息も深くゆっくり吸えるようになったとのことでした。
そして、6回目の施術が終わった頃には、
ぜんそく症状がかなり改善され、
1日1回の吸入でも平気になったとのことでした。
現在は、状態は安定してきおり、
２～３週に１回の頻度で来院されていますが、
季節の変わり目や天気が悪い日でも
ぜんそく症状が悪化することはなくなったとのことでした。
「ぜんそく症状が強いときはまともに仕事ができず辞めざるをえませんでしたが、
今は週3回仕事を行えるまでに症状が改善しました！」
と喜んでいました。
ぜんそく症状が改善し、
お仕事にも復帰できて本当によかったですね！
なぜ体の歪みを整えるとぜんそく症状が良くなるのか？？
詳しく知りたい人は、こちらのブログも合わせてご覧ください。
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【収録内容】約１時間 ７分
１ はじめに
２ 間違った知識からの脱却
３ 喘息発症のメカニズムの解説
４ エクササイズ前の注意点
５ 喘息エクササイズの実演解説
６ 補足説明
７ おわりに
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